真菌感作性(SAFS)を伴う重度の喘息
概要
SAFS は比較的新しい疾患分類です。 したがって、その臨床的特徴に関する情報は限られています。 研究は進行中であり、診断は主に他の条件を除外することによって行われます。
診断
診断基準には以下のものがあります。
- 従来の治療法ではコントロールが不十分な重度の喘息の存在
- 真菌感作 – 血液または皮膚のプリックテストで特定
- アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の不在
目的
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 (ABPA) と同様に、SAFS は、吸入した真菌の気道クリアランスが不十分であることが原因です。
治療
- 長期ステロイド
- 抗真菌剤
- オマリズマブ(抗IgEモノクローナル抗体)などの生物製剤