アスペルギルス症の患者と介護者のサポート

NHS 国立アスペルギルス症センター提供

真菌感作性(SAFS)を伴う重度の喘息

概要

SAFS は比較的新しい疾患分類です。 したがって、その臨床的特徴に関する情報は限られています。 研究は進行中であり、診断は主に他の条件を除外することによって行われます。 

診断

診断基準には以下のものがあります。 

  • 従来の治療法ではコントロールが不十分な重度の喘息の存在 
  • 真菌感作 – 血液または皮膚のプリックテストで特定 
  • アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の不在 

目的

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 (ABPA) と同様に、SAFS は、吸入した真菌の気道クリアランスが不十分であることが原因です。   

治療

  • 長期ステロイド 
  • 抗真菌剤 
  • オマリズマブ(抗IgEモノクローナル抗体)などの生物製剤